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IMBA Rules of the Trail トレールのルール

IMBA(国際マウンテンバイク協会)のウェブにある
Rules of the Trail トレールのルール
https://www.imba.com/about/rules-trail

こいつをざっと訳してみました。

わりと読んだままの直訳です。日本語はあんまり気にしないでもらえれば。
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IMBAは、トレールを利用、共有する際に心しておきたい、利用の際の通行責任と礼節を持った行動を推進するため、『トレールのルール』という一文を作成しました。ただしここに書かれた規則群は、トレールの場所や通行状況において、適宜変化することを心しておいてください。

1)開かれたトレールを走ること*

トレールの走行には、節度を保った利用を心がけましょう。そのトレールが、走行可能なのかどうかが不確かな場合は、土地の所有者に尋ねるようにしてください。私有地を無許可で走ることはやめましょう。走行許可などの認証を必要に応じてもらうようにしてください。自然保護区域、あるいは走行禁止区域として自治体に指定されている場所への乗り入れは避けてください。

2)走行の跡をつけないこと*


あなたが今走っている路面に対し、気を払ってください。濡れている、あるいは泥状となっているトレールは、乾いている時よりもろく、崩れやすいものとなっています。路面が柔らかい時には、通常の走行以外の選択肢も考えてください。これはまた、現状のトレール以外に新たなトレールを作らないことも意味します。スイッチバック(つづら折れ)の間を通り抜けないでください。また最低でも自分が持ち込んだもの以上のものを持ち帰るようにしてください。

3)走りをコントロールすること*
一瞬でも気を抜いた走行は、あなた自身のみならず、他人も危険にさらすことになります。自転車速度域が指示、あるいは推奨されているのであれば、それに必ず従い、そして自分の限界を超えないライディングをしましょう。

4)自分の存在を知らせること*
他のトレール利用者に、自分の存在を最大限伝えてください。例えば挨拶やベルを鳴らすなどは、そのいい一例です。コーナーを曲がる時には、自分が来ることを他のトレール利用者に知らせてください。サイクリストは、それが自転車専用トレールでない限り、他のトレール利用者に自分の存在を知らせるべきです。また下っているサイクリストは、そこが一方通行、あるいは下り専用でない限り、前から登ってくるトレール利用者にその存在を知らせるべきです。すべての利用において、他の利用者を追い抜いたり、すれ違う時には、安全で礼儀正しくあるよう自分を律しましょう。

5)野生動物を決して怖がらせない*
動物は予告されない接近、突然の動き、または大きな音に簡単に驚くものです。動物とは十分に距離を取り、あなたに対応できるよう余裕を与えましょう。馬を追い越す時には、最大限に気を払い、乗り手が向かう方向と走るようにしましょう(わからなければ、尋ねましょう)。牛を追いかけたり野生動物の生態を乱すことは、大きな悪だと考えてください。

6)先を見越した計画を*
自分の装備を知り、自分の技量を知り、自分が乗っている場所と状況を確実に把握しましょう。何事も自分で解決できるよう心がけましょう。天候の変化に代表されるあらゆる事態の変化に備え、装備し、確実に使えるようにしておいてください。ヘルメットは必ず被り、適切な防具を身につけることを心がけてください。

以上です。

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